主翼の変形防止補強

 主翼部分が分厚く中空な場合、中空部分の上下を抑えるような力に対しパーツがたわみやすくなります。主翼部分が上下貼り合わせの場合、そのたわみが大きいと主翼の前縁や後縁の接着面(合わせ目)が裂けやすくなります。そのようにして接着面が裂けると表面処理がいつまでたっても終わらないので、主翼部分が分厚く中空な場合は変形防止のための補強を行うことをお勧めします。
 補強の方法は複数あり、現物あわせでプラ材で支柱を作るといった方法もありますが、ここではエポパテを使う方法を紹介します。

主翼パーツ内側に支柱とするエポパテの固まりをくっつける  まず、主翼パーツ内側に支柱となるのに十分な量のエポパテの固まりをくっつけます。その際、軽く乗せるのではなく、ある程度押しつけるような感じでくっつけること。そうしないと後で主翼パーツを組み合わせる際にエポパテの位置がずれたりします。
 今回もエポパテはセメダインのエポキシパテ木部用を使用。プラスチックへの食いつきの悪さによる剥がしやすさが選定理由。

主翼パーツを上下組み合わせて仮止めする  エポパテが硬化しない内に上下の主翼パーツを組み合わせ、目玉クリップなどで固定することで仮止めし、エポパテが硬化するのを待ちます。この時点では接着しません。

エポパテ硬化後に主翼パーツ上下を一旦はがす  エポパテの硬化時間が経過したら主翼の上下パーツを一旦はがします。
 硬化したエポパテの固まりが翼の上下パーツのどちらかに付いているので、エポパテとパーツの接触面に瞬間接着剤を流し込むことでその位置に固定します。
 中央左のエポパテの固まりはくっつける際の力が弱すぎたために主翼の上下パーツを組み合わせる際にずれてしまった悪い例。

接着面に接着剤を塗る  主翼の接着面に接着剤を塗ります。位置決め的には乾燥硬化まで時間のある溶剤系の接着剤(普通のプラセメントなど)の方が楽ですが、プラパーツ同士の接着自体は瞬間接着剤でもプラセメントでも可。
 今回は支柱となるエポパテの接着も行うので瞬間接着剤を使用。短時間での硬化防止と合わせ目消し作業のために多めに塗ります。

上下のパーツがずれないように接着  接着剤を塗り終わったら、主翼の上下のパーツがずれないように貼り合わせることで接着します。この手の板状のパーツはパーツ自体の反りにより合わせ目がずれやすいので、パーツ自体の反りによるずれがないように注意して貼り合わせます。

合わせ目消しが必要な部分を瞬間接着剤で埋める  主翼の上下パーツの合わせ目ですが、パネルラインに沿って分割されている部分は合わせ目消しは不要ですが、分割の都合上、そうではない部分もあります。それらの部分に関しては何らかの方法で一旦は埋めることで合わせ目を消します。
 埋める方法はパテなどでもいいのですが、今回は瞬間接着剤の流し込みと塗りつけで埋めています。(画像の赤丸部分)

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