仮組みとはパーツを分解できる状態で組立てて、キットの仕組みや状態を確認する作業のことです。
パーツ同士のあいを確認するためや作業の全体構想を練ったりするために行います。
近年のプラモデルはパーツどうしの合いも良く、組み立ても容易なので必要性の低い作業ですが、微妙な接着位地や接着角度の調整が必要なキットではほぼ必須の作業です。
マスキングテープなどを使用して、パーツ同士を仮止めします。
スナップフィットモデルなら、ピンを短く切ることでパーツを取り外しやすくしてから組立てるといいでしょう。
こうやってパーツどうしを組合せることで、パーツどうしの合いや接着時に接着剤を塗る面を確認します。
仮組みを行ったパーツ。
このようにして組立の位地や順序、パーツの役割を確認します。
これにより、組立の順番を間違えたりパーツを間違った箇所に接着したりといった種類の間違いを防ぐことができます。
大まかな仮組みを終えた状態。
全体のバランスや調整箇所などをこの状態で確認し、必要ならメモをとっておきます。