撮影するための機材や方法は色々ありますが、撮影のためのセッティングの一例として、比較的安価でかつ良好なものではないかと思われる方法を紹介しようと思います。
撮影する際のバックに用います。市販価格はB1サイズで280円くらい。
照明に用います。白熱電球に比べて高価ですが、それでも専門的な照明機材に比べれば安価なものです。
発光する色により三種類発売されていますが、使用するものは昼光色のもの。
何故通常の蛍光灯ではなく、白熱電球型蛍光灯を使うかというと、卓上スタンドで白熱電球100W相当の照明が使えるからです。
照明が明るい方がシャッタースピードを早くできるので、その分手ぶれなどの影響を少なくできます。
白熱電球型蛍光灯で照らすのに必要。卓上用のものはたいてい60Wまでとなってますが、蛍光灯は白熱電球100W相当で消費電力22Wくらいなので余裕で使えます。
問題は接続部の形状で、電球をはめ込む部分が奥まった位地にあると、白熱電球型蛍光灯をはめることができない場合があります。
購入する際は注意しましょう。
接写(マクロ)機能とタイマー撮影機能を備えているものが良いでしょう。 購入の基準は人それぞれだと思いますが、個人的には型落ち品を安く買った方が価格性能比が良くていいと思います。
模型を置くのに用います。
無いなら無いで済みますし、ミカン箱等適当な箱で代用できます。(机の上がいつも空いてるわけではないですし。)
カメラやデジカメを撮影位地で固定するのに用います。
これを使用することにより手ぶれの影響を無くすことができます。
無いなら無いで、机の上や床に直において撮影すれば、手ぶれを影響を無くすことができます。
一方向からの照明で撮影すると被写体の照明から陰になる部分の映りが悪くなるので、レフ板で照明を反射することで、被写体の照明から陰になる部分を照らします。
通常の模型サイズなら白画用紙やキッチン用のアルミホイルで自作したもので十分です。
机は壁際におきます。
画用紙は端をテープなどで壁に固定し、机の上に垂らします。
照明とレフ板の配置は画像の通りです。
画像右のレフ板はアルミホイルを用いて自作したもの。
あとはカメラを三脚に固定して撮影するだけです。
フラッシュは使用せず、カメラに接写機能に関する設定があれば有効にします。
接写機能が無い場合は虫眼鏡を利用することで接写を可能にすることができるようです。(私はやったことがありません。)
タイマー機能があれば、設定することによりシャッターボタンを押す際のぶれを防ぐことができます。