レジンパーツの表面には大抵の場合、型を保護するために使用した離型剤が付着しています。
そのままでは塗料の剥がれなど仕上がりを損なう原因になりますので、洗浄が必要です。
この離型剤、ものによってはかなり強固にこびりついていて洗い落とすのが困難な場合もあります。専用の洗浄剤も市販されていますが、ここでは私なりの楽に洗浄する方法を紹介します。
自動車のブレーキの洗浄に用いるブレーキクリーナーを用いて洗浄します。
ブレーキクリーナー等、車用の洗浄剤は、もとからしつこい油汚れを対象にしているだけあって、油脂への洗浄効果は抜群です。
私はパーツが飛び散らないようにタッパーを用い、タッパーの中に入れたパーツにブレーキクリーナーを吹きつけて洗浄しています。
ブレーキクリーナーの成分による影響は予測できない部分もありますので、念のために使用される前にゲート部分等の不要部分を用いて試験することをお勧めします。
洗浄後の廃液は紙に吸わせてから可燃ゴミとして処理しています。
車弄りした際などに手についたしつこい油汚れを洗い落とすための洗浄剤、シトラスクリーンを使い、スポンジや歯ブラシを用いて洗浄します。シトラスクリーンの洗浄能力は普通のハンドソープとは比較にならないほど高く、しつこい汚れも容易くおとせます。
一昔前のレジンパーツの洗浄といえば中性洗剤とクレンザーを混ぜたものを使うのが定石でしたが、代わりに私はこれを使用しています。