瞬間接着剤の長期保存法

 開封した瞬間接着剤はそのままだと長期保存できず、作業に間を置くと容器内で固まってしまっていて最後まで使いきれないということがままあります。
 この記事ではそういう事態を防止して瞬間接着剤を長期保存する方法を説明します。

密閉容器と乾燥剤を使う

 瞬間接着剤は空気中の水分など周囲の水と反応して硬化します。
 つまり、無用な硬化を防ぐためには水分との接触を避ければいいということになります。
 その簡単な方法としては密閉容器の中に乾燥剤と一緒に入れるということが挙げられます。
 密閉容器はタッパーなどでもいいのですが、不必要な空気を抜けることと封のしやすさからスライダー付きのフリーザーバッグがお勧め。乾燥剤は湿気とりとして販売されているシリカゲルがお勧め。いずれも100円ショップで購入可能。
瞬間接着剤を乾燥剤と一緒に密閉容器で保存  画像のようにスライダー付きフリーザーバッグに乾燥剤と一緒に瞬間接着剤を入れ、バッグ内の空気を抜いてから封をしておけば、常温で作業机上に置きっぱなしにしていてもそれなりに長期の保存が可能。
 常温でも長期保存が可能とはいっても、暑さによるガス化で保存容器が破裂するような猛暑には耐えられないので注意。

金属チューブタイプは中の空気を抜いてから封をする

金属チューブタイプ瞬間接着剤の保存  瞬間接着剤の硬化の仕組みから、瞬間接着剤容器内の空気を抜くことができればより長期の保存が可能となります。
 金属チューブタイプの瞬間接着剤であれば樹脂製容器のものと違って容器の変形が維持されますので、ノズルを上に向けて絞ることで中の空気を抜くことができます。
 この状態で封をすれば空気との接触を避けて保存することができます。
 画像では、付属の蓋ではなく、装着したノズルの先端を小型の目玉クリップではさむことで封をしています。

密閉容器に入れて冷蔵庫で保存する

 さらに長期の保存を目指す場合は密閉容器に入れて冷蔵庫の中に保存するという方法が挙げられます。
 冷蔵庫の除湿効果と冷温による反応速度の低下がより長期の保存を可能とします。
 すぐ作業に使うというわけではない買い溜めした分を保存するのには適した方法ですが、このように保存した瞬間接着剤を冷えたまま使うと低温で結露した水が硬化を促してしまうことになりがちですので、使用前は常温に戻るまで時間を置いた方が無難です。

できれば長期保存に適した瞬間接着剤を買う

 私は色々な瞬間接着剤を購入し、密閉容器に入れて冷蔵庫の中で保存していたのですが、樹脂製容器の製品は、密閉性が低いためか開封していなくても5年前後の保存期間で容器内で硬化して駄目になってしまっていました。
 同じ条件で保存していた金属チューブタイプのものは問題なく使用できたので、瞬間接着剤は金属チューブタイプの方が確実に長持ちするようです。
 そういうわけで、これ自体は長期保存法の話ではありませんが、瞬間接着剤を購入するなら基本的には金属チューブタイプがお勧めという話。といっても、「黒い瞬間接着剤」やハケ付き瞬間接着剤はそういうわけにはいかないのですけどね。

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