はじめまして。
バーチャルネットモデラーの萌です。
バーチャルネットモデラーとはバーチャルアイドルとネットモデラーのあいの子のことです。
普通のネットモデラーはネットで自分が完成させた模型の写真やその製作過程を公開している三次元の存在です。でも、萌は実在する肉体を持っていません。バーチャルな世界にデータだけが存在する電波モデラーです。ようするにこの数年で大増殖した量産型VNIの一人です。
萌は作る予定を立てられないのに大量にキットを購入して部屋に積み上げたりしませんし(嘘です。本当は積みまくりです)、大量の完成品を部屋に飾って一般来客をひかせたりもしません。実在のモデラー以上に理想的な、新時代のモデラーの形だと言えます。
*VNI…バーチャルネットアイドルの略。ほとんどの場合、個人が自分の創作した二次元キャラに日記やニュース感想などを綴らせるという形式をとる。VNIの元祖であるちゆ12歳のサイト形式、いわゆるちゆフォーマットと供に21世紀初頭に大増殖した。
なんというか意表をつき過ぎですね。MGでボール、しかもVer.Ka…
08小隊版も出ませんかねえ。というか、Bクラから改造キットが発売というパターンでしょうか。
にしても、この発表に対するなんともいえない感情はいったい…
とりあえず最低二個は買う予定。量産型は並べてなんぼ。
15日、自宅火事により重度の火傷を負い、当日夜、入院先の病院にて死去。享年69歳。
悲しみで胸が締めつけられる思いです。
GSIの新作カラーやホビーワールドの予約受付で情報流れまくりですが、次期MGはパーフェクトガンダムだそうですね。これは金型流用でフルアーマーガンダムも出ると見ていいでしょう。
なんでも中身のガンダムはテレビ版準拠のデザインだそうで、Ver.1、Ver.1.5、カトキ版、TV版と同じメカの筈なのにデザインが違うものが随分とラインナップされるものだなあと思ってみたり。さすが伝説の機体ということでしょうか。
新作に関しては他にも色々情報が流れてますね。MGシャアズゴックに4本爪ハンド(大河原先生が手がけた劇場版ポスターに登場)が付属したり、HGUCのギャプランにあの追加ブースターが付属したりと微妙なオマケ要素は…うーん、それはどうだろう?
おやおや、ゲームにあわせてエヴァまで新作キットが発売されてしまうのですか?くうう、なんですか?この微妙感は。
いやいや、実際、上に書いたようなことは私にはどうでもいいんですよ。
萌的に大ニュースなのは1/100でブリッツが発売されることです。
ビバ、バンダイ!おめでとう、おめでとう、おめでとう。ありがとう。うわーい。
気になる発売時期は12月下旬ということで、主役機を差し置いてブリッツをクリスマス商戦にぶつけてきますか。バンダイは。
萌は番組が終わってもプラモデルのリリースを続けるバンダイを応援しています。
本編終了間近の種ガンダムですが、この時期に既にストライクガンダムがMGで発売予定になっています。
マスターグレード化は、されるにしても放送終了後しばらくしてからだと思っていたので予想外でした。
とりあえず、バンダイ路線的にはフリーダムMG化も固いでしょうね。
で、MG化というと「まだキット化されていない機体のキット化」が伴うのも、だいたい恒例の路線。
ということは…
えー、バーチャルネットモデラー萌はブリッツのMG化を期待しています。
バンダイ様、お願いー!
えー、今回は企画としてとあるモデラーさんのお宅に伺っています。
それではモデラーのサイコロスケさん、よろしくお願いします。
サイコロスケ「拙者、サイコロスケナリ。よろしくナリ」
な、なんなんでしょう?その話し方は…(汗)
(いい歳したおっさんが変な語尾使ってんじゃねーよ。キモッ)
サイコロスケ「んー、なんとなく。ちなみに好物はコロッケではなくハンバーグでおじゃる。ハックション」
誰もそんなことは聞いていません。…風邪ですか?
サイコロスケ「…うん、まあ、そんなところ」(どことなく寂しげに)
それはお大事に。(うつされたら嫌だなー)
では、早速ですが案内していただけるでしょうか。
サイコロスケ「いいよん。では、こちらへどうぞー」
うっ、これは…
多すぎてフレームに入りきらない…サイコロスケ「1/1の模型屋さんのジオラマ。なんてねー」
随分と購入されているのですね(汗)。さすがというか、なんというか…
サイコロスケ「こんくらい、普通よ、普通。月に数個買うモデラーなら十数年でこうなると。まあ、なんつーか、買っても全然作ってない証拠でもあるんで、モデラーとしては恥だな。恥。自慢にはなんないね」
恥ですか。はあ…
サイコロスケ「まあ、全然かまわないんだけどね。だって俺キットコレクターだから。略してキツコレ」
(「キツいねコレは」の略じゃないの?キッツー)
開き直ってますねー。
在庫がたくさんあることは解ったので、よろしければ今度は作業部屋を見せていただけます?
サイコロスケ「ごめん。それは勘弁してください」
何故です?
サイコロスケ「色々と秘密で平行作業しているものがあるから。でも、どうしてもというのなら片付いてから画像を送ります」
わかりました。よろしくお願いします。ただ、誌面の都合もありますので(ねーよ)作業部屋画像の掲載は今回の読者の反応次第ということで。
サイコロスケ「はい」
それでは、バーチャルネットモデラー萌、また次回ー。
サイコロスケ「シーユー」
フリーダムだのゴッグだのジム寒冷地仕様だのとバンダイの新発売キットをばりばり買い込んでる萌です。
作る予定は一向に立たないんだけどにゃー。つか、今まで買い込んだプラモデルを置いている場所がそろそろ限界っぽい。
にしても、近頃のバンダイのラインナップはネタ切れなのかやけっぱちなのかさっぱりわからねーや。
ガンダム4号機に5号機って、いったい何よ。アッガイとかマラサイとかバーザムとか、そこはかとなく人気のあるのを差し置いて、今まで殆ど知名度ゼロに近かった大河原先生のあれがキット化されるなんてねー。どうせなら6号機も出してくだちい。(「ち」はワザとね)
まあ、萌的に心配なのはガンダムシードのラインナップね。放送も残り二ヵ月程度。放送終了までにキット化されないものは放送終了後にもキット化される望みは薄いしー。
んでもってBクラブからたっかいキャストキットが発売されて、運が良ければMGで発売されるかもって感じ?うーん、小売店的にはシュピーゲルの悪夢再びみたいな。
ニコルが死にやがったせいで亡くなられたために1/100ブリッツの発売は当分無さそうだし、黒い機体が好きなあちきとしては地味にへこむっていうもんだわさ。
1/100、ジャスティスは8月確定というものの、残りの放送期間を考えると新金型は後は涼平ガンダムが発売されれば御の字かなーっというところかな。色替えだけのピンクストライクはまあ確実かもしんない。
今回、なんか文章がやけっぱち気味なのは仕様です。エヘヘー。
ガンダム0080からはハイゴッグに続いてズゴックEとジム寒冷地仕様が7月にHGUCで発売される模様。
一応初キット化となるジム寒冷地仕様はさておき、何故にズゴックE?旧0080シリーズの中では出来が良かった方に入るキットなのに…。水陸両用つながりで一気にキット化してしまおうというバンダイの戦略なのでしょうか?
できればキット化されていないものや出来の悪かったものから出してほしいと思う萌はゲルググJを出してほしいです。
ズゴックに続いてゴッグまでMG化されるなんて…
バンダイさんはやってくれます!
萌としては是非この調子でアッガイやゾックもお願いしたいところですね。
それにしても、バンダイは大きなお友達を取り込みやすい一年戦争もののMSで攻めるという戦略を取っているのでしょうか?
Z系のラインナップが寂しいと思う萌はHGUCでいいですからマラサイを出してほしいです。
今月はコアなモデラーにとっては衝撃的なニュースがいくつかありました。
まずは4月にファインモールドから1/48烈風が発売予定なこと。
一時期は発売予定から消えていたので、スターウォーズフィーバーの陰で自然消滅かとも思われましたが、製作発表から三年のときを経てついに発売されるようです。
待っていた人にとっては感無量なことでしょうね。
かくいう私もその一人だったりしますが。
烈風というのは第二次世界大戦末期の日本の試作戦闘機で零戦の後継機となる予定だった機体です。零戦神話に酔いしれた軍首脳部が後継機の開発を軽視していなければ(後日修正:開発が遅れたのは、実際は海軍と三菱の意見の不一致などのため)、もっと早く開発されて実戦参加していたかもしれません。
実戦で活躍したわけでも目立った特長があるわけでもないので、知名度は非常に低い機体です。
そんなわけで1/48でインジェクションキット化される希望なんてほとんど持っていなかったので、ファインモールドから開発の発表があったときは驚きました。
こんなマイナーで需要もあまり見込めそうにない機体をキット化してくれるなんて!
さすがは橘花や秋水をキット化してくれたメーカーです。
ファインモールドのキットは精度が高くて組みやすいですし、組立説明書の資料性も高いので萌のお勧めだったりします。
ファインモールドの姿勢を応援する人は是非買いましょう。
お次はバンダイ。
なんとズゴックをマスターグレード(以降MG)で発売予定です。前々から噂は流れていましたが、まさか本当だったとは。
かなり眉唾と思っていたのですが、現実は小説より奇なりって本当ですね。
あと、HGUCでハイゴッグが発売予定なのも驚きです。
確かにどちらも水陸両用MSの中ではかなり好人気なものなので、その中では妥当な選択ですし、待ち望まれた「正当な」展開とも思うのですが…
これはやっぱりネタ切れというか、「売れそうなものはあらかた商品化してしまったので、商品化してない中では比較的売れそうなものを選んだ」ということなのでしょうか。
疑念はつきませんが、これからのバンダイの商品展開に期待を持たせてくれる発表ではあります。
ズゴックとかハイゴッグとかの固有名詞の意味がわからない人には検索エンジンで検索してもらうとして、これらははっきりいってデザイン的には普通のお子様の需要を見込めないキットです。むしろ普通のお子様には「ダサッ」とか「カッコ悪い」とかいわれてそっぽを向かれてもおかしくありません。いわばゲテモノ。
…そんなことをいうお子様には「教育」が必要ですが。
それはさておき、買うような人は主にアニメ鑑賞などを通じてこれらに対してかっこいいイメージを刷り込まれている人々や全種類買い揃えないと気がすまないような人々、つまり、これは今まで以上に一般購買層を取り込みにくいキット展開です。
ある意味ガンプラマニアの購買力が試されているような気がします。
というわけで、さらなるガンプラのゲテモノ「正当な」展開を期待される方はキット購入を通じてバンダイを応援しましょう。
バーチャルネットモデラー萌はファインモールドとバンダイを応援しています。
アカデミー賞でめでたいことがありました。
というと宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が真っ先に思い浮かぶ人が多いと思いますが、私の場合は違います。
確かに「千と千尋」は良いアニメですし受賞するに値すると思います。そもそもシナリオまるまるを日本のアニメからぱくってくるほど弱体化した今のアメリカアニメなど対抗馬にすらなり得ないので、ある意味当然の結果でしょう。
しかし、受賞自体には小泉政権日本の対米従属ぶりに対する御褒美としての面もあるのではと、ひねくれものの萌は思ってしまいます。考えすぎですね(汗)
(少なくとも私にとって)めでたいことといいますのはマイケル・ムーア監督の映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」がアカデミー賞ドキュメンタリー部門において受賞したことです。
この映画はアメリカの銃社会(と精神面)の問題を取り上げた作品で、アメリカという異文化国の思想の一部を理解する上で非常に良い映画なのではと思います。
内容の解説などインターネットで検索すればいくらでも見つかるでしょうが、私のお勧めは小林千枝子さんの辛口映画評です。
このような映画が、アメリカがイラクを攻撃していてマスコミは反戦論者弾圧愛国プロパガンダ垂れ流し状態の今のような時期に受賞すること自体が実に素晴らしい。
アメリカの標榜する「自由と民主主義」が米国内では一応機能しているのだなあと感心させられました。
それではそのムーア監督の素晴らしいコメントのいくつかをここで紹介しましょう。
ムーア監督、3月20日にカリフォルニア州の市民団体から表彰されたときのコメント。
「(ブッシュ大統領は)9月11日のテロがもたらした国民の恐怖感を利用し、テロとの関連の証拠も示さずにイラクを攻撃した。テロの犠牲者を冒涜する行為だ」
ムーア監督、アカデミー賞受賞挨拶にて。
「われわれは作り物の理由でわれわれを戦争に送るような男(ブッシュ大統領)がいる時代に生きている。戦争には反対だ。ブッシュ大統領よ、恥を知れ」
同、受賞スピーチにて。
「我々はノンフィクションが大好きだ。なのに今は、イカサマ選挙で決まったイカサマの大統領をいただいて、作りものの世界に生きている」
「イカサマの理由によって戦争が始まった。イカサマの情報が流れている」
「我々はこの戦争に反対だ。ブッシュよ、恥を知れ。お前の持ち時間は終わった」
同、受賞後の会見、「作り物の理由」の意味を問われて。
「フセインが今晩、あなた方を殺すだろうというのが『作りごと』。原油があるからイラクを攻撃していることが『真実』なのだ」
「大多数の米国人は、娘や息子が戦争で死なず、兵士が無事に帰ってくることを願っている。これらの大多数は、ブッシュ大統領には投票しなかった」
同、記者会見でのやりとり。
記者「我々が米国のありようをかけて戦っているとは思わないのか」
ムーア監督「いいや。ブッシュとブッシュの石油屋仲間のためだ」
記者「あなたの言動はハリウッドを暗澹とさせることになるのでは」
ムーア監督「その逆だ。米国はなんて自由にものが言えるのかを示したつもりだ」
このはっきりした物言い!そこに痺れます。憧れます。
ちなみにムーア監督の著作「アホでマヌケなアメリカ白人」(柏書房1,600円)でもこのようなムーア節が炸裂しています。
興味を持たれた方は購入されてみてはいかがでしょう。
タイトルと表紙のために書店で手に取ることを躊躇される方はネット通販を利用する手もあります。ネット上の購入履歴に跡が残るのがさらに嫌でなければですが。
今のアメリカではこういう「反戦的な」言動を行う人は「愛国心が無い」と非難され有象無象の圧力がかけられていたりするわけですが、是非彼らには言論の自由を守り通してほしいものです。
私もこういうことをきちんといえる人たちがいる限り、アメリカが一国中心的な政策を転換して世界と対話してくれる日が来るのではないかと希望を持つことができます。
バーチャルネットモデラー萌はマイケル・ムーア監督を応援しています。
<注意>
このページのコンセプトは「ちゆ12歳」のパクリです。
ご覧になる方たちには内容をしゃれで許してくださることをお願いします。
もっとも、お願いなので強制力はなかったりしますが。