登場作品:マクロス0(OVA)
乗員:1名
全長: 18.69m
空虚重量:16191Kg
エンジン:EGF-127ターボファンジェット改91.08kN、アフターバーナー時148.9kN×2
エンジン推力:56500kg×2
最大速度:マッハ2.74(高度11000m)
航続距離: 2075Km(背部コンフォーマルタンク標準装備時)
上昇限界: 25000m
固定武装:マウラー社製レーザー機銃×2
標準武装: ハワードGPU-9 35mmガトリングポッド×1
VF-0は可変戦闘機VF-1の先行量産型である。
エンジンは従来型のジェットエンジンをオーバーチューンしたものであり、そのエンジンのサイズに合わせ、機体サイズはVF-1より一回り大きいものとなっている。
本来、VF-1の試作試験機であり、実戦装備はされていなかったが、統合戦争において、反統合同盟が可変戦闘機を実戦投入するという事態が発生し、急遽、武装を施され実戦投入されることとなった。
複数のバリエーションが存在し、その内のS型は指揮官タイプであり、レーザー機銃を2基装備したS型用頭部を搭載する他、編隊指揮システムが搭載されている。
ほぼ素組みで、エアブレーキの穴をピンバイスで開口したのと、翼端灯や着陸灯といった一部灯火類をクリアパーツに置換した以外はほとんどいじっていません。
組みやすさと精密さのバランスが非常に良く、VF-1から後、ハセガワがキャラクターモデラーに歩み寄る形で組み易さを追求した成果が感じとれる好キットです。
腕部や脚部など、VF-1ではバラバラに分割されていた各部のパーツを、形状をほとんど損なうことなく一体成型することでパーツ数を減らしており、その工夫には感心するばかりです。尾翼、主脚、前脚のはめ込み部もアライメントがばっちり決まる親切設計。VF-1と比較して組み立てに求められる手間が大幅に軽減されています。
キャノピー等クリアパーツのパーティングライン処理を除けば、初めて航空機系のキットを作る人にも問題なく作ることができるものと思われます。
背部コンフォーマルタンクと脚部スーパーパーツは組立時選択。