今回はパチ組みですらないゲームソフト同梱フィギュアの紹介。サイトの構成上、便宜的にパチ組みの方に分類しています。
アーマード・コア ヴァーディクトデイ コレクターズエディション(以降、ACVD)の内容。左上が同梱のフィギュア、C03 Malicious。
右上がACVDのソフト。ダウンロードコードの有効期限は2013年末までだったので2014年1月の現時点では期限切れ。
その下がオリジナルダイジェストサウンドトラック(CD)。
左下がビジュアル&パーツブックで、全ページカラーで各パーツの設定画が掲載されています。
右下がデカールで、各陣営のマークなどがプリントされています。
定価16800円のものが2014年1月の時点では4000円〜6000円台で販売されています。フィギュア3000円、サウンドトラック1500円、ビジュアル&パーツブック2000円、デカール1000円というように自分が払ってもいい金額を加算した結果、相当お買い得と判断したので購入しました。ああ、発売時に通常版を5000円台で買ったのがバカみたいです。
パーツは基本的にモナカ割りで、特に脚部で合わせ目が目立ちます。細かい部分を見ると、パーツ固定用のビスの頭とかもそれなりに見えてしまう構成ですが、フィギュア自体の成型色や塗装は良好。
肩と腕の接続はクリック式の間接になっていて保持力が高いのですが、肩と胴の間接は武器を保持し続けるには緩い感じ。肘は二重関節でそれなりに曲がります。手首は可動指で、武器の固定は武器側のピンを手の平側の穴に差し込む方式。
脚部は股関節はそれなりに可動しますが、膝と足首の可動範囲はごく限られています。
スナイパーキャノンとなる武器腕は差し替え無しで変形します。
ACVシリーズの通常の腕部分は肩のハンガーに吊り下げた武器を交換することで手持ち武器の交換を行うのですが、この武器腕は肩部分を武器に変形させた後は腕自体がハンガーの役割をしています。
左腕の変形は、肩と胴の接続部分をずらして再接続することで肩全体を下にずらし、左肩の前面を開いたり、マガジンを引き出したりしてから砲身を左肩内部を通して前までスライドさせ、銃口カバーを開くというもの。
右腕の変形は、左腕と同様にして肩全体を下にずらした後に、右肩内部のセンサー部分を上に引っ張り出すというもの。
立体パズル的に良くできた構成だと思います。
こういうゲームソフト同梱のフィギュアは基本的に一旦売り切れると入手しづらくなるので、この時期に値引き価格で入手できて良かったと思うのですが、Amazonの在庫とか見ると、世の中にはAmazonで予約するだけして、いざ買う段階で転売できなさそうと見ると購入をキャンセルするような悪質な転売屋が数多くいるのだろうと思います。
ソフト販売前はAmazon自体では予約できず転売屋が価格上乗せで出品していたもの(だったと記憶しています)が、現状はAmazon自体に在庫が結構あるわけですから。
おそらくどのような商品であれ、支払い方法を振り込みにしてAmazonを倉庫代わりにしている転売屋は自ら高値で買った在庫を抱え込むリスク無しに、損になりそうな場合は購入をキャンセルすることで、転売の利益だけを得られるという仕組みなのでしょう。
現状の値引きを引き起こしているコレクターズエディションの供給過剰も転売屋の買い占めによる予約数の影響もあろうというもので、今回安く買えたこと自体は良かったと思うものの、転売屋が色々な人を不幸にした結果だと思うと素直に喜べなかったりします。