製作過程
バンダイ 1/100 アッグ

1.後ハメを考えての分割、脚部の可動部改造

胴分割

胴分割  胴部は、肩間接の加工、鋸(のこぎり)部の後ハメ、モノアイ加工等を容易にするために画像のように分割。モノアイ部は新造するためにくり貫いています。

脚分割

脚分割  脚部は後ハメと後々の加工を考えてこのように分割。参考までに、右上のパーツが分割前のもの。

脚部可動部改造

軸  キットのままでは爪先を開けないので(開けないのが正解みたいですが、ろくにポーズを取れないので)、10ミリ径のアクリル棒を用いて股関節軸を新造。腰(?)と脚部との接続をボールジョイントに変更しました。

確認

2.腕部、レーザートーチ可動部改造等

動力パイプ基部部品新造

動力パイプ基部  胸部の動力パイプ基部はキットでは再現されていないので、パーツを新造することにしました。
 8ミリプラパイプ、5ミリプラパイプ、3ミリプラ棒を組み合わせ、画像の赤丸で示されているようにリューターを旋盤代わりにして削り出し。
 プラスチックが摩擦熱で溶けないように、定期的に工具を水洗いしながらの作業です。

胸部レーザートーチ可動部改造

軸  胸部のレーザートーチは動力パイプパーツを軸に可動するようになっていますが、そのままでは塗装の際などに不便なので取り付け方法を変更。
 赤丸で示しているようにレーザートーチパーツ内部にポリキャップを仕込み、胴の方にプラ棒を刺してやることで可動部を作り直しています。
 黄丸で示しているのは上で削り出した動力パイプ基部。

胴部後ハメ加工

後ハメ用基部  後ハメのために切り離した胴体には、赤丸で示しているように5ミリプラ角棒と3ミリプラ棒を組み合わせた後ハメ用基部を接着。

腕部可動部改造

腕部可動部改造  腕部の可動部はHGUCズゴックの太股パーツを流用して改造。
 ズゴックの太股自体は肩側で3ミリ、ドリル部側で1ミリ延長して使用。
 補強も兼ねて胴体内部に5ミリ角棒を接着し、それを基部にボールジョイント(イエローサブマリンの「間接技」)で加工したズゴックの太股を接続。
 ドリル部への接続にはズゴックの股間ボールジョイントとキットパーツを加工して使用。

この時点での仮組み

仮組み  バランス確認のために仮組み。
 残りの作業はモノアイ部、動力パイプ、ドリル接続部、脚裏、脚部後ハメ基部作製。

3.モノアイ可動化、動力パイプ、その他

モノアイ可動化

モノアイ可動化  モノアイの基部には1ミリ厚プラ板を11ミリ径のポンチで打ち抜いたものを使用。ピップエレキバンの磁石を利用して可動するようにしています。

モノアイ可動化  モノアイはヒートプレスした0.5ミリ厚塩ビを11ミリ径ポンチで打ち抜いたものを使用。ヒートプレスの型には画像のカー用品の方位磁石を利用(ちょうど手頃なサイズだったもので…)。

動力パイプ

動力パイプ  動力パイプはプラスパイプMAXとスプリングパイプを組み合わせたものを使用。形状を決めて本体に固定するための芯には0.8ミリ径真鍮線を使用。

足の裏

足の裏  市販パーツとプラ板で足裏を簡単に作り込みました。

レーザートーチの加工

レーザートーチ  この手の円柱形状のパーツは接着面の処理をした分ひしゃげがちになるので、瞬間接着パテを盛った上でリューターを旋盤に使用して削ったり、同じ直径のアルミパイプに置換したりして精度を上げています。

ダクトのフィン改造

ダクトのフィン  背部のダクトはくり貫いた上で、フィンを0.3ミリ厚プラ板で作り直しています。

このエントリーをはてなブックマークに追加

広告