ポポロクロイス物語2

感想

 エレナの誕生を見て思ったこと。
 「おやじさん(パウロ国王)もいい年してやるよね(何を?)」

 CMではロマンチックRPGとうたっていたSCEIのファンタジーRPG。
 世界設定はほのぼのとしていますが、殺しまくりです。雑魚キャラもボスキャラも屠殺します。RPGの宿命かもしれませんが。
 ただ、ラスボスは更正します。4回ぶちのめされて「愛に目覚める」このラスボス(マイア)は実はマゾ?
 敵の雑魚キャラの設定はかなりキテいるのがあります。製作者の遊び心の現われなのでしょうが、毒電波が入っているようなのもあります。
 例えば、「殺人シェフ」

さつじんシェフ
元一流のシェフだったが、人を斬りつける事に快感を覚えたモンスター

 ろまんちっく……?
 そうか、わかったぞ!このゲームのロマンチックはガミガミ魔王さんなんだ!!

 …さて。作り自体はかなりオーソドックスな感じ。絵柄は好みがわかれるかもしれません。アニメーションは思ったより少なかったです。CD3枚も使っているのに。かわりにイベント関係はほぼフルボイスです。ゲーム画面のキャラの動きもかなり芸コマです。
 お子様向けなのか、難易度はかなり温め。謎解きも簡単でさくさくと進んで行きます。ボスキャラも結構さっくり倒せます。 雑魚キャラに一撃でHPの半分もっていかれますけど。
 うーん。前作とはキャストが大幅に変わっています。ピエトロ、ナルシアはアニメ版に準じていますが。(ピエトロの声は高山みなみさんの方が好き。)ガミガミの声はアニメの方が良かったな。「男のロマーン!」
 欠点はエンカウント率がかなり高めなこと。度重なる戦闘に結構いらいら。ピエトロのマジカルロード(敵とのエンカウントを無くす特技)は重宝します。中盤、ピエトロがパーティから抜けたときは厳しかったです。こんなシーンが思い浮かぶくらい。

奥さん「泣いてもいいんですよ」
おやじ「……」(目を潤ませている)

cf:ポポロクロイス物語2のCMより

 終盤、パーティがばらばらになって単独行動になる場面があります。私の場合、ナルシア(森の魔女@魔法使い系)を連れてきてたので結構辛かったです。特技の威力が低くて一撃で相手の雑魚キャラを倒せないため、ぼこられて死にそうになることが度々。連続で攻撃をくらわないために、最初に特技で「加速」していました。

奥さん「泣いてもいいんですよ」
おやじ「……」(目を潤ませている)

 最後に、使用頻度の高い特技は限られているのであまり気になりませんが、特技の中に成長すると使い勝手が悪くなるものがあるのは何故なのでしょう。

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